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3D酔いと戦うTwitch配信者の記録

Twitchパートナーさんにインタビュー!全ての悩める配信者へ【前半】

crowl_gamesのTwitchパートナー「おひるん」さんへインタビューをwww.twitch.tvから視聴する

 

こんにちは。Twitch配信者のCROWL(クロール)と申します。私はTwitchパートナーを目指しているのですが、この度Twitchパートナーのおひるんさんに「パートナーや配信についてのアレコレ」を聞く機会を作って頂けました。

配信について悩んでいる方、Twitchパートナーを志す全ての配信者さんにとってタメになるお話が満載ですので、ラジオ感覚でまったり聞いてみてください。

 

インタビュー自体が初めてで話の展開が冗長になってしまったり、重複する内容があるかもしれません。この記事はその対談の書き起こしですが、とても長くなったので今回は前半の1時間分です。目次から気になる項目だけでも読んでみて下さいね(=^・^=)

誰かのお役に立てることを心から願っています。

 

 

後半はこちら→Twitchパートナーさんにインタビュー!全ての悩める配信者へ【後半】 - crowl_games.log

 

話者紹介

Twitchパートナー:おひるん さん

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配信歴約10年。2016年末頃~Twitchパートナー。こだわりのコーヒーとともにハンドメイド作品を作るまったりリラックス系配信。別アカウントにてパラサイトイヴ2RTA配信なども。

「パートナーを目指す人のお役に立てれば」と、今回のインタビューを快く受けてくださいました。

https://www.twitch.tv/ohirun

 

インタビュアー:CROWL(クロール)

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配信歴約10年。2018年中頃~Twitch配信開始。レトロ・最新・格ゲー・ボドゲなどジャンルを問わないゲーム配信。ゲームは下手だが楽しむ気持ちとチャレンジ精神を忘れない。

https://www.twitch.tv/crowl_games

 

Twitchパートナーになるまでのこと

CROWL(以下「クロ」):今日はよろしくお願いします。

おひるんさん(以下「おひ」):ドキドキ…よろしくお願いします。

クロ:お互い知り合ってまだ日が浅いですが、だからこそ話せる内容もあると思うので楽しみにしています。もし失礼があったらごめんなさい。

おひ:大丈夫です(笑)

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ニコ生からTwitchに移った経緯

クロ:おひるんさんは、配信自体は長いですか?

おひ:Twitchに引越してからは4年くらいで、その前はニコニコ動画でゲーム実況動画を投稿したりしていました。トータルで10年くらいになります。ニコ生もやっていましたが、何だか合わない感じがしたので活動の場をTwitchに移しました。

クロ:私も配信歴自体は同じくらいで、ニコ生や他のサイトにいたりしました。ニコ生が合わないと感じたのはどういった部分でしたか?

おひ:ニコニコ動画やリスナーの雰囲気ですかね。当時来て下さっていた方は良い人ばかりだったんですけど、他の人の配信とか見てると結構言いたい放題で…心ないことをチャットしたりっていう雰囲気を見て少し怖いと感じました。旦那もそういう部分を心配していて、ちょっと他の所でやってみたら?という話になり、Twitchに来ました。

クロ:なるほど…。ニコニコ自体を悪く言うわけでは無いですが、やはり独特の雰囲気や文化があったりしますもんね。

おひ:そうですね、そう思います。

クロ:特に、基本的には匿名のコメントなので「みんな言いたい放題」というのはよくわかります。他の配信サイトを探している中で、Twitch以外の候補はありましたか?

おひ:サイトの雰囲気も含めてTwitchが一番良いなって思ったし、ゲーム配信に特化しているという点、海外で一番見られていて今後日本で成長していきそうなサイトという点などを考えるとTwitch以外の選択肢はありませんでした。

クロ:私がTwitchを選んだ理由も全く同じです(笑) 今でこそ日本国内でのTwitch知名度は上がってきましたが、それでもやっぱり「Twitchって何?」という人も多い。Twitchに辿りつく層というのはYoutubeやニコニコ等に比べてもう一歩踏み込んだ"ゲーム好き"だと感じました。だからまだ伸び代があると思います。

おひ:そうですね、まだ伸びるというのは私も感じていますね。

 

なぜゲーム配信からクリエイティブ配信へ?

クロ:Twitchに移って最初はゲーム配信をされていたようですが、おひるんさんはそこからクリエイティブ配信中心になっていきますよね。それは何か心境の変化やきっかけがあったんですか?

おひ:そうですねぇ…元々物を作るのが好きで、ハンドメイド作品を作って販売とかはしていたんです。Twitchにクリエイティブカテゴリがあるというのを知ってから、自分の作品を配信に載せて見て貰ったり発信したいなという気持ちが出てきて、一番最初はプラ板のアクセサリー作りを配信しました。

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約3年前の配信録画「プラバン でブローチ作り」より

クロ:プラバン配信の反響はどうでしたか?

おひ:みんな「すごいね」とか興味を持って見てくれて、反響は良かったと思います。

クロ:4年前くらいだとTwitterや販売サイト等でハンドメイド作家さんが増え始めた頃かなと思います。当時は多くの方にとってプラバンというのは物珍しい感じがあったんですかね。あんまり見たことない!みたいな。

おひ:ハンドメイドにあまり触れたことがない人にとっては珍しかったと思います。元々ハンドメイドが好きな人達にとってはプラバンはメジャーなアクセサリーの一つです。

クロ:最近はクリエイティブ系配信って勢いが出てきましたが、Twitchのカテゴリーはやはりゲームが中心ですし、おひるんさんが始めた頃はとても少なかったのではないですか?

おひ:海外の人はやっている人が結構いましたが、日本人でクリエイティブ配信をしている人は全然いなかったですね。

クロ:ということは、おひるんさんは日本でのクリエイティブ配信の先駆け的存在になっていかれたわけですね。

おひ:あ~…(笑) そうだったなら嬉しいですね。

クロ:Twitchに移ってからクリエイティブ配信を始めるまでの期間はどのくらいでしたか?

おひ:どのくらいだろう…半年~1年以内だったんじゃないかなと思います。

 

パートナーを意識し始めた頃

クロ:Twitchで配信を始めて、最初の頃は視聴者が0っていうような時代もあったわけですよね?

おひ:私の場合はニコニコから遊びに来てくれる人がいたので、0というのは無くて10人くらいからのスタートでした。

クロ:なるほど。私の場合はTwitchに来る時にHNも変えたので0からスタートでした(笑) Twitchパートナー自体は最初の頃から意識されていましたか?

おひ:最初はパートナーの存在を知らなかったんですけど、サイト内を見ている時にパートナープログラムというのがあるのを目にして「面白そうだな、パートナーになれたらかっこいいな」と思うようになりました。

クロ:その時点で配信はずっと続けて行こうという気持ちはあったわけですか?

おひ:そうですね、パートナーを目指しつつも配信自体を楽しんでいたので、出来る限り続けていきたいという思いを持ってやっていました。

クロ:パートナーってやっぱりかっこいいですよね。私の配信に初めてパートナーさんが来た時はチャットがザワつきました(笑) え、マジ?って。パートナーバッジがついていると格が違って見えるというか、別世界の住人のように感じましたね。

おひ:あ~、それはわかります。私もパートナーやTwitchスタッフのスパナバッジが付いた人が配信に来てくれた時は嬉しかったです。

クロ:スパナバッジって見たことが無いかもしれない…それはTwitchスタッフさん個人のアカウントにバッジが付いているということですか?スタッフさんも他の視聴者と同じようにチャットをするんですか?

おひ:そうです(笑) 個人的にチャットをしてくれるんですよ。

クロ:へぇ~!知りませんでした。いつか来てくれる時が楽しみです。

おひ:嬉しいと思いますよ、もし来られたら。

 

視聴者を伸ばすための努力

クロ:おひるんさんはニコニコからの視聴者さんがいらっしゃったということですが、多くの配信者が「視聴者が伸びない」ということに悩む時期ってあると思うんです。おひるんさんにもそういう時期がありましたか?

おひ:ありました。やっぱり沢山の人に見て貰いたいなと思っていたので、気にしていました。そういう事ってあまり表に出したくないんですが、でも本音を言うと凄く気になっていて。動画投稿時代もそれでたくさん考えたり、悩んだりしていました。

クロ:動画投稿って私もしたことがあるんですが、動画って後にも残るから投稿者の知名度が低くてもある時突然再生数が伸びることもあるじゃないですか。生放送と動画投稿ってちょっと性質が違いますよね。おひるんさんは動画投稿より生放送の方が楽しかったわけですか?

おひ:どっちも楽しかったですけど動画って編集して、エンコードして、アップロードして…っていう作業があって。それが大変だったんですよね。生放送ってそういう大変な作業が必要ないので楽だなってなりました。

クロ:わかります(笑) 配信をし始めて、視聴者を伸ばすための努力はどのようなことをされましたか?

おひ:何か人と違うことをやろうとしていました。でもゲーム配信をしている頃は何をしたら良いか思いつかなかったです。ゲームが上手いわけでもないし…。ただ、海外の配信を見ていると顔出しをしている人がたくさんいて、私は顔出しは出来ないけど「手だけでも映せば興味を持ってもらえるかな?」と思ってWebカメを準備しました。コントローラーを持つ手だけでは弱いかなと思ったのでぬいぐるみを側に置いたりとか。そういうキャラクターづけを始めてみたりしました。

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おひるんさん配信で度々見ることができるぬいぐるみ。雰囲気づくりに一役買っています。

クロ:いいですね。私の場合は顔出しをしても差し支えないような生活をしているし、顔出し自体は強みになると思っています。でもインターネットの世界なので顔出ししていることで嫌な思いをしたこともあったり。だから「顔出ししたい気持ちはあるけどそれは出来ない」という人は手だけでも映すって凄く良いアイディアですね。

おひ:手だけでもどんな人がやっているかわかったほうが安心というか。興味を持ってもらいやすくなるし、配信者と視聴者の距離が縮まると思います。ただゲーム画面を映しているだけよりは視聴者数に影響があるのかな~と。

クロ:私は最近格闘ゲームをやっているので上手い人の手の動きって凄く気になるし、それを抜きにしても手ってすごく表情が豊かですよね。いろんなことを物語るし人間性が出るというか。「視聴者数を伸ばしたいけど何をしていいかわからない」という人は今すぐ取り入れられそうです。

 

海外の視聴者も大切に

おひ:それと、私の場合はゲーム配信だけだと限界を感じて、他にも人がやっていない事をやったらもっと注目してもらえるんじゃないかと考えました。モノづくり配信を始めたのもそういう理由があるし、朗読配信をやったりもしました。海外の人のチャットに対して「わからないから放置しよう」ではなく、わからなくてもなるべくコミュニケーションを取る努力をしました。

クロ:英語がわからなくても喋ってみる、って大事ですよね。特にTwitchは日本人がまだ少ないので、海外の人を受け入れる姿勢を見せるのは視聴者を伸ばすための近道かなと思います。

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私の配信も約半数が外国の視聴者さんで成り立っています

おひ:そうですねー、Twitchは海外の人がたくさん見ているので、海外の人にも興味を持ってもらえればリピートして来て下さる視聴者さんも自ずと増えていくと思います。

クロ:ただ、中には日本人だけでやっていきたいという配信者さんもいて、これからTwitchが日本で伸びそうだとは言え、そういう方にとって最初は厳しい道のりになるのかもしれません。

おひ:そういうのって難しいですよね。どうしたら良いんだろう。

 

ストリーマー同士の繋がりを大事に…?一匹狼スタイルは伸びない?

クロ:「配信をとにかく続けること」っていうのは絶対条件になってくると思うんですが、視聴者を増やすまでの方法の一つとして「他の人の配信によく顔を出す」というのも挙げられるかと思います。日本人が少ないからこそ、日本人ストリーマー同士の横の繋がりって濃いなと感じています。そのあたりはいかがでしょう?

おひ:そういうのはあります。横の繋がりが強くて、大事にしている配信者さんって多いと思います。

クロ:私もつい最近まではそういう方達に本当に支えられてきました。でも生活スタイルによっては配信を視聴する時間が無いだとか、そういう時間があるならそもそも配信に充てたいとか。あるいはコミュニティ色の強い付き合いをしたくないという方もいますね。Twitchにはホストやレイド、チームといった機能が備わっているので運営側も配信者同士の繋がりは推奨しているのだと感じます。では一匹狼タイプというか、そういう方は視聴者を伸ばすことは出来ないのでしょうか?

おひ:そんなことは無いと思います。誰とも交流せずにたくさん視聴者さんを持っている方もいます。どうしてそんなに視聴者さんがついたのかなって考えると、やっぱりその配信者さんにしかない魅力・また見に来たいという個性があるからなのかなって。色んな人と交流を持っている方よりも、一匹狼のほうが魅力的に見えたりすることもあります。

クロ:ああ~~!わかります、強烈なんですよねそういう方って。これって配信スタイルやジャンルの話にもなってくると思うんですけど、尖れば尖るほど深く突き刺さるというか。何でも手広くやっているよりも専門性を持っているだとか、一点に集中している人の方がカリスマ性を発揮しているように見えるというのは凄くわかります。他と交流したくないという人はそれを貫いても良いということですね。

おひ:無理しなくていいと思いますね。それを貫いて「これが自分のキャラクターなんだ」っていう個性として持っておいて、そこに運が重なれば伸びる可能性はあると思うし、それこそずっと続けていれば少しずつ視聴者さんは付いてくるはずです。

 

長年視聴者0の人は何が原因?

クロ:今ちょうど「運」についての話も出たんですが、長年やっていても視聴者が全く増えない人もたまにいるじゃないですか。本人がそれでも納得しているなら良いのでしょうが、伸ばしたいのに視聴者0から脱却できない人っていうのは何が原因だと思いますか?

おひ:どうしてだろう?

クロ:個人的に好きで見に行っている方の中にもそういう方がいて、声もゲームチョイスも良いし、ゲームもトークも上手いし、本当に良い配信者さんなのになんで!?って思います。一視聴者として、かつ同じ配信者として応援したい気持ちが強くて色々考えたりするんですがわかりません。

おひ:私も同じことを感じることがあって、「この人はこんなに魅力があるのになんであまり伸びなかったりするのかな」っていう人が何人もいます。そういう人ってちゃんと一本線が通っていて個性もハッキリしていたりする。パートナーになってもおかしくないなっていうレベルなのに。

クロ:配信しているっていうことはやっぱり誰かに見て欲しいからやっているわけで、視聴者0の状態が続くってめちゃくちゃ辛いと思うんですよ。何日も何年も一人で喋り続けて。涙が出そうになるくらい辛いと思うんですけど。本人も改善しようとしている姿を見たりしているので、悲しくなってきちゃいます。私が好きだからこそ尚更。

おひ:いやー、わかります凄く。自分も応援したい人が何人もいて…そうですね、そこは私も知りたいです。どうしてなのかなって…

クロ:自分も配信者だからそういう方について考えることは自分が伸びる方法にも繋がると思って、一度「その配信者さんのキャッチコピーを考える」というのをやったことがあるんです。つまり、他の人にその配信者さんをオススメするならどういう点なのかっていうのを洗い出してみようと。

おひ:うんうん。

クロ:そうすると少し見えてきたことがあって、やっぱりパッと出てこないんですよ、この人はこういう配信者です!こういう部分がオススメです!っていうのが。「強烈な個性、その人である必要性」のようなものが薄いのかもしれないなって…他にも似たような人がいると言いますか。これは自分の悩みでもあるんですが。

おひ:私がさっき言った「一本線が通っている、個性がある」っていうのは、その人の性格とかその人自身のキャラクター、魅力といった部分も含んでいて。やっている内容もその人のキャラもちゃんとあるのに中々日の目を見ない人もいます。

クロ:そうなってくるとやっぱり「運」としか言いようがないんですかねぇ…

おひ:運、ですかねぇ…

クロ:でも年単位で続けているような人は「跳ねるチャンス」って何度かあったと思うんですよ。でもそれをモノにしきる胆力というか、底力というか、そういうものも必要なのかな。

おひ:そうですねぇ。例えばイベントに参加してみるとか。そこで活躍できたら多くの人に注目してもらえるきっかけになると思います。

クロ:なるほど。より人目に触れるように露出を増やすっていうことですよね。

 

配信頻度や時間についてはどうだろう?

クロ:私はそういう部分も考えて、配信時間は可能な限り長くやろうとしています。配信時間が長いことに対しては賛否両論あると思いますが。長いとダレてしまったりするし。でも人目に触れる可能性を高めてジワジワ視聴者数を伸ばす効果はあると思っています。おひるんさんはどっちの方が良いと思いますか?

おひ:どっちも良いと思います。自分の体力が持つなら長くやっていい。それをテレビ番組みたいに定期的に。長い時間にしても、この曜日のこの時間ってスケジュールを決めてやっていると見に来る人もわかりやすい、来やすい。

クロ:定期(定時)配信って大事ですよね。やっぱり時間が決まっている人は強いなって思うんですけど。おひるんさんは今、定期では無いですよね?

おひ:あえてスケジュールは決めていなくて、自分ができる日・できる時間にやっています。それはなぜかと言うと、自分の負担になって無理して続けられなくなったら嫌なので、続けることを第一に考えています。スケジュールを決めないほうが楽に楽しくやっていけるなって思って。

クロ:そこは私も同じスタンスです。

おひ:でもスケジュールは決めていないけどずっと続けていたら、自然と時間帯が定まってきて。平日は午後2時過ぎから夕方くらいまでの時間帯、という感じでだんだんサイクルが出来てきました。

クロ:私の場合、最初はスケジュールを決めてやっていたんですが、自分の性格的に合わないなと思いました。無理がでちゃう。だから今もすごい不定期配信なんですが、そのことで色んなタイムゾーンの人が見に来てくれるようになったので、何時に配信をつけてもだいたい一定数の人がいるようになりました。良し悪しありますが、やっぱり出来る人は定時配信が良いですよね。

おひ:そうですね、安心感もあります。そうやって出来る人は尊敬しています。

 

配信のモチベーションをキープする方法

クロ:今の話に関連して、配信のモチベーションをキープする秘訣などはありますか?続けるための努力は他にもしていますか?

おひ:まずさっき言ったようにスケジュールは決めなくて、自分の無理のない範囲でやること。やっぱり波があるので「今日はちょっとキツイな」という日も確かにあって、そういう時は…私は休みます。だけど、ちょっとでもやれそうだったら自分にエンジンをかけて配信を開始してみたらそのまま楽しくなっちゃうこともあります。やってみたら意外とできちゃう。

クロ:ああ、そういうのありますね。

おひ:すごく体調が悪い日とかは休むべきだと思うんですけど、配信開始のボタンを押す気力がちょろっとでもあるなら、とりあえず始めてみます。

クロ:私はTwitchに来てから少しこだわりがあって、Twitchに来たからにはゲームをしっかりやらなきゃ!と思っていたんですが、最近少し緩くなってきました。配信する気はあるんだけどゲームをやるほどの元気はないなっていう日とか。

おひ:ああ~(笑)

クロ:最近雑談配信をすることを自分で許せるようになってきました。配信を付けられるならやらないよりは良いと思って。ちょっと気を抜いた配信が出来るようになってきたところです。やっぱり付けてみたら楽しくなったりテンションが上がったりします。

おひ:良いと思います。

 

配信のルール、チャンネル運営について

クロ:逆に、配信を付けてからテンションが下がることっておひるんさんはありますか?ちょっと嫌なことを言われて萎えちゃったりとか。

おひ:テンション下がること…そんなに無いかなぁ。多分。

クロ:私結構あって…(笑) テンションが下がったことに自分で気づかないフリをしてンッ!ってこらえたりするんですけど…。配信中のトラブルとか、気持ちよく配信を続けるためにルールを設けたりしていますか?

おひ:私は表には出していないです。自分の中にはある程度のルールはあって、心無いことを言う人がいたらサラッと流すか、その人がもし交流のある人だったりしたらちゃんと注意したりとか。そうすればだいたいわかってくれるんですが、あまりにも酷い時には流してその人が去るのを待ったりしています。

クロ:配信の雰囲気作りってあると思っていて、チャットで配信の雰囲気ってガラッと変わったりするじゃないですか。そこって自分が全てはコントロールできない部分だけど、流れの根幹にいるのは自分で、コントロールしないといけない時って出てくると思っています。ちょっと前まで嫌なことを嫌だと言えず、そのせいで自分が辛くなるタイミングが出てきたので最近はしっかり意思表示するようにしています。

おひ:良いことだと思います。

クロ:Twitchではルールを設けている人も多いけど、本当はあんまりガチガチにしたくない気持ちもあったりして…。みんな凄い苦労してるんだなって思っています。

おひ:ガチガチにしたくないっていう気持ちはわかります。私のスタンスが「できれば誰でもウェルカム」なので、ルールを決めちゃうとちょっと入りにくくなっちゃうんじゃないかなって思って。だから今はルールを決めていないんですけど、ルールを出していなくて自分の配信がそこまで困ったことになっていないのであれば、そのままで良いのかなって思ったりします。それで困ったことが発生するなら、ルールを設けてみて様子を見るのも良いんじゃないでしょうか。

クロ:そうですね…。表にルールを出していないのに和やかに進行するおひるんさんの配信って本当に理想的で、おひるんさんのお人柄が大きいんだろうなと思っています。

おひ:照れますね(笑)

クロ:私自身が短気なので、リラックスできるホワ~っとしたおひるんさんのような配信に癒やされています。

 

残り半分はまた次回。誰かのヒントになれば幸いです。

対談動画2時間のうち、ここまでで1時間分だったので今回はここで区切ろうと思います。残りの1時間はTwitchパートナーになってからの事や、収支周りの事なんかにも触れています。続きが気になる方は一番上に載せている動画をチェックしてみてくださいね。

 

この記事が、いつか悩める誰かのヒントになりますように。

 

★後半記事はこちら!

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