Twitchパートナーさんにインタビュー!全ての悩める配信者へ【後半】
crowl_gamesのTwitchパートナー「おひるん」さんへインタビューをwww.twitch.tvから視聴する
Twitchパートナー「おひるん」さんとの対談動画書き起こし、後半です!今回は動画の1時間目くらいからです。話者紹介は前半記事に掲載していますのでそちらをご覧ください。
後半では主に「Twitchパートナーになってからのこと」について話しています。今回も配信者さんのお役に立ちそうな話が満載ですので、目次から気になる項目だけでも読んでみてくださいね。
- Twitchパートナーになってからのこと
- 終えてみての感想
- おひるんさん所属ユニットProject o!n(プロジェクト オン)さん主催の企画に呼ばれました!
- 前回の記事では、沢山の反応をありがとうございました
Twitchパートナーになってからのこと
チャンネルを2つに分けた理由は?新しいことに挑戦してみる勇気
クロ:おひるんさんは、メインのアカウントとは別にゲーム用のアカウント(チャンネル)をお持ちですよね。分けたのは最近ですか?
おひ:最近ですね。前は同じチャンネルでゲームもクリエイティブもやっていました。
クロ:チャンネルを分けた意図をお聞きしても良いですか?
おひ:えーっと、(メインのほうは)クリエイティブ専門のチャンネルにしたいと思ったんですね。私のチャンネルにはクリエイティブ目的で見に来る人が多いと思うので、私がクリエイティブじゃないことをやっていたらちょっとガッカリさせちゃうんじゃないかなって思ったりして…
クロ:ふんふん
おひ:でもゲームを見たい人もいると思うし、そこはちょっと悩んだところなんですけど。配信したらビデオに残る設定にしているんですけど、ゲームとクリエイティブが一緒だと自分のチャンネルが乱雑に見えるというか。
クロ:あぁ~、なるほど。
おひ:だからメインはクリエイティブのチャンネルにして、ゲーム用アカウントを別に作りました。
クロ:仰ってること、わかります。統一感というか…そういうのを出したかったわけですね。おひるんさんのメインチャンネルってパネルの部分もオリジナルコーヒーについての案内が書いてあったりして、おひるんさんの「カフェのような」雰囲気と合っていますよね。そこに「ゲーム」という要素が入って来るとやっぱり今の統一感が薄れそうというのは想像できます。
おひ:そうですね。
クロ:一方で、おひるんさんの事が好きで「えっ、ゲームやってるならぜひ見たいよ!」という視聴者の方もいると思うんです。そういう方がゲームチャンネルのほうを知らなかったとしたら残念なんじゃないかなって…
おひ:はい…そういう面もありますね。
クロ:でもまぁ、そういう人はそんなに遅くない段階で気づいたりするか(笑) チャンネルを切り分けたのはおひるんさんにとって良い効果がありましたか?
おひ:そうですね、チャンネルを分けたことでのびのび出来るなって思いました。クリエイティブのチャンネルでゲームをやっていたら何となく…
クロ:ソワソワしちゃうんですかね?(笑)
おひ:うん、ソワソワしちゃう(笑) 何と言うかこう、みんなの思っている「おひるん」とは違うイメージのゲームとかやっちゃうんで私…
クロ:そうですよね、パラサイトイヴ2のRTAをやっていると知った時は驚きました。
おひ:そういう雰囲気を壊したくないと思って。ゲーム用チャンネルを持ったことでのびのび出来るので、分けて良かったなって思います。
クロ:なるほど。
おひ:ただ、同じようにチャンネルを分けることを考えている人が、もっと視聴者さんを増やしたいとか見て貰いたいって思っているのなら一つのチャンネルでやったほうが良い場合もあります。例えば、さっきの話のように元々クリエイティブ配信から見に来てくれるようになった方がゲームを見たいという事もあるので。
クロ:そうですね。ギャップ萌えというか「ああ、この配信者さんはこんな事も出来るんだ」っていう発見は視聴者にとっても楽しかったりしますもんね。おひるんさんはクリエイティブチャンネルでの配信と比べるとゲームチャンネルの方は視聴者が少ないですが、そのへんに関しては気にならないですか?
おひ:あー、気になってはいますね(笑) 少ないなーって思うけど、でもチャットのみんなと会話できればそれで良いな~ってタイプなんで「増えたら嬉しいな」くらいですね。
クロ:私も以前の名前を捨ててTwitchに移ってきた経緯があるので、新たに視聴者を獲得する難しさもわかるし、でもそれが楽しいなとも思うんですよ。「新しい自分を作っていくぞ」みたいな。だから、おひるんさんはのびのび出来ていると仰っていたし自分に合ったスタイルを自然と選んでいるんだろうなと感じました。
おひ:そうですね。新しい場所で自分の力を試してみたいなという気持ちもあります。またイチから作って成長していくのが嬉しいです。ゲームチャンネルのほうでも、成長していけたら良いなって思います。
クロ:Twitchパートナーになる方ってやっぱり「もっと改善しよう」とか「挑戦しよう」といった創造性、何かを作り出すことが出来る人が多いのかなという印象を持っています。そのようなクリエイティビティはパートナーにとって必須でしょうか。
おひ:パートナーを目指すなら、自分の配信をどうしたら良いものに出来るかなとか色々考えて実行してみるのが良いのかなと思います。やってみて上手く行かないこともあるかもしれませんが、そしたらまた新しいことをやってみる。トライアンドエラーですね。そうしていればいつか上手くいくことが見つかるかもしれない。
クロ:同じことを継続してやることも大事なんでしょうけどね。アレもコレも手を出して…というよりも何か一本線が通った物を持った上で、何かに挑戦してみる勇気。
Twitchパートナーになるまでの期間、何度申請しても通らなかった理由
クロ:おひるんさんがTwitchに移ってから、パートナーになるまでの期間はどのくらいでしたか?
おひ:えーっと、2015年にTwitchでの配信を始めて…2016年の末くらいだからちょうど2年くらいですかね。
クロ:パートナーになるための条件は今と同じでしたか?
おひ:全然違いました。今のように、ハッキリと条件などは表示されていなかったですね。
クロ:パートナーになるまでは順調でしたか?例えば視聴者数などを含めて…
おひ:順調じゃなかったと思います。まず、視聴者人数はパートナーになっている人達と比べて全然少ない、フォロワーも少ない。ゲーム配信をしている時に一度、視聴者が70人くらいになった事があります。でもそれは平均値じゃなくて最高値。でも試しにパートナーに申請してみたんですよ。そしたら…
クロ:その時点で申請したんですね!
おひ:はい、そしたら返事が全然来なくて(笑)
クロ:(笑)
おひ:基本的にはパートナーに申請してから2週間経てば再申請ができる仕組みになっているんですけど、結局返事が来たのは半年後くらいだったのでその間は再申請ができなくてずっとへこんでました。
クロ:返事は機械的なものでしたか?それとも、申請が通らなかった理由などしっかり教えてくれるんですか?
おひ:機械的な返事でした。
クロ:それが半年後に来たんですね…つらすぎる(笑) その返事が来てからはどうでしたか?またじっくりやってみよう、という感じでしたか?
おひ:そこから、ゲームだけじゃちょっと弱いのかなと思って、ゲームじゃない配信を色々やってみました。最初に言ったように、まず物作り配信を。それから朗読、英語の勉強。あと視聴者の皆さんが参加して楽しめるようなゲームとか。例えばお絵かきゲームや、ジェンガ。視聴者さんにどのジェンガを取るか聞いて私がそれを実行し、ジェンガが崩れたらワ~って盛り上がったりとか(笑)
クロ:ワ~って盛り上がる…!
おひ:それからケーキを作る配信をしたり。そんなふうに色々挑戦したので、今度こそいけるぞともう一度パートナーに申請してみました。その時に「こういう風に工夫して視聴者さんにも楽しんでもらっています」というような自己アピールも書いたんですけど……ダメでした。
クロ:ええ?それでもダメだったんですか。落ち込みますよね、こんなにやっても通らないのかって…。それはどうして通らなかったのだと考えていますか?
おひ:視聴者数ですかね…
パートナーになるために視聴者数はどのくらい必要?
クロ:その時点では平均視聴者数はどのくらいでしたか?
おひ:平均は30人くらいで、多くて50人くらいでした。
クロ:今は申請前の基準として、平均75人くらいは欲しいですよ、というのがTwitchに記載されていますね。
パートナーへの道には、3つのアチーブメントが含まれています。
- 過去30日間で25時間以上の配信を行う
- 過去30日間で12日以上配信する
- 過去30日間で平均75人以上の同時視聴者数を獲得する
クロ:安定してそのくらい視聴者がいるチャンネルは、パートナーに通りやすいですかね?
おひ:あ~、私はそれだけではないと思います。視聴者数だけでパートナーとしてふさわしいかと言うと、多分違う。他には無いその人の個性や魅力がとても大切です。でも人数が多いということはそれだけ大きなコミュニティを作れる力があるという指針にはなります。
クロ:なるほど、それだけ人を集められるだけのカリスマ性というか、魅力があるわけですもんね。
パートナー同士の交流はある?公式イベントへの招待などは?
クロ:普段、パートナー同士の交流や運営側とのやり取りはあるんですか?
おひ:はい!パートナー同士で仲良くなって交流したり、運営の人が配信を見に来てくれて会話したりとかはあります。
クロ:それはあくまでも個人的な付き合いの範囲ですよね?東京ゲームショウのTwitchブースで、パートナーさんが公式ストリーマーとして配信しているのを見かけました。そういった公式のイベント等は他にもありますか?
おひ:他には、例えばTwitchパーティーと呼ばれるものがあります。
クロ:えっ!パーティーがあるんですね!それは知りませんでした。
おひ:お酒飲み放題や、食べ放題があって…Twitchから招待されて皆でワイワイ楽しもう、というような催しです。私も参加したことがあります。
クロ:実は私がパートナーを強く意識し始めたのは東京ゲームショウで、実際にTwitchブースを見て「パートナーになったらここで配信できるのか!めちゃくちゃカッコイイな!」と思ったんですよ。
おひ:なるほど。そういうのってありますよね。
パートナーになる前となった後の変化
クロ:パートナーになる前となった後って色々違うと思うんですが、特にどのような点でそう感じましたか?
おひ:そうですね~…。昔はパートナーだけが収入を貰える仕組みだったので、配信を通じて収入を得られるようになったことが一つ挙げられます。それと、さっきの話で出たようにTwitchの公式イベントやパーティーに招待されるようになったこと。あとはチャンネルスタンプ(エモート)の種類が増えますね。
クロ:それに、公式バッジが付くのも大きな魅力ですね。
おひ:私が見たときは「週3日、1回3時間以上の配信をする」というのが条件でした。私は配信が大好きだから、その条件はすんなりクリア出来ていてそこまで気にしていませんでした。でもこの条件が設定されているということは、義務というか…仕事ではないけど、それに近い意識を持って配信しないといけないのかなとは思いました。
クロ:私も少なくとも現状はすごく配信が楽しくて全く苦ではないんですけど、配信をしていて楽しくなくなったり、飽きちゃう人もきっと居ますよね。そういう場合、配信をしなくなるとTwitch側からの警告とかあるんですかね?
おひ:警告があるかはわからないですが、確かに全然配信しなくなっちゃうパートナーさんは居ますね。
クロ:言ってしまえばただの「配信」なのでPCを起動しなかったり、いつも通りの生活をしていればそれでその人にとっては終わりですもんね。仕事ほどの拘束力もないし。
自分らしいコンテンツを発信し続け、独自のコミュニティを作り上げること
クロ:パートナーになったことで「質の高いコンテンツを提供し続けないといけない」というような意識が出来たりしましたか?
おひ:私の場合は質の高い、という意識よりは自分の配信の雰囲気を大事にして、自分も楽しく、そしてみんなも楽しく。和やかな雰囲気でリラックスしてもらったり、そういう空間作りを続けたいという思いを持っています。そこだけは壊さないように気を付けてやっています。
クロ:配信の雰囲気自体は、多分続けていく中である程度固まっていくんだろうなと思っています。その人のキャラクターや方向性や色が出てくるというか。でも例えば、ゲーム配信がメインの人だと…これは私が今少し悩んでいることでもあるんですが、色んなジャンルのゲームをやるよりも一つのジャンルに集中した方が良いですか?方向性が一貫しているほうが「パートナーさんっぽいな」とは思います。色んな物に手を出す人もパートナーになれるんでしょうか?
おひ:「色んなゲームをやる配信者」というくくり、つまりバラエティーストリーマーとしてパートナーになることは可能ですし、実際そういう方もいますね。その配信者さん自身の魅力が強い人がパートナーになりやすいと思います。
クロ:なるほど、ちょっと安心しました(笑)
おひ:あとは強い独自のコミュニティを作っているかどうかも重視されています。
クロ:それはTwitch側も提示していますね。
パートナーは、Twitchコミュニティでも最高峰に位置する配信者です。私たちは、多数の視聴者を抱え、独自の強いサブコミュニティを確立している配信者を探し求めています。
パートナー候補として理想的なのは、視聴者の心をつかみ、面白いコンテンツを提供し、他人より目立つ方法を見つけ出すような配信者です。
クロ:今回のインタビューをするにあたって、別の方から頂いた質問のひとつに「視聴者を伸ばすために自分がやりたいゲームよりも、人気作や最新作をやるべきだと思いますか?」というものがありました。私個人の考えとしては戦略としてはアリだと思いますが、もしその人が楽しめないのであれば止めたほうが良いかなと。こちらについてはどうでしょう?
おひ:わかります。うん、戦略としてそういう手段を取る人はいますね。やってみて楽しく続けられれば良いと思います。でも楽しめないまま続けているとそれは見ている人にも必ず伝わります。きっかけの一つとして最新作や話題性のあるゲームをやって、それに興味を持ってくれた人をキャッチして、リピートして来てくれる人が増えたら自分のやりたいゲームにシフトしていく…という方法も良いと思います。
クロ:楽しいことをやるための前段階として、ひとまず視聴者が欲しいからやってみる。そういう手段を取ってみるのもアリということですね。
Twitchパートナーになりたいとアピールすることも大事?
クロ:個人的な話で申し訳ないのですが…ここ1ヶ月くらい、私が配信をすると毎回「おすすめチャンネル」のタブに私のチャンネルが掲載されているのを確認しています。Twitchの運営さん達は「この配信者はパートナーになりそうだな」といったように色んな配信をチェックしているんでしょうか?
おひ:う~ん、私はそこに関してはわからないです。
クロ:私は平均視聴者数もまだそんなに多くないし、どうして載せて頂けるようになったのか凄く気になっているんです(笑) でももし、何か理由があるとしたらパートナーになりたいことを公言しているというのが大きいのかなと分析しています。
おひ:うんうん。
クロ:例えば今年に入ってからブログを始めて、配信に対しての考え方が人目につくようにしたり、こうしておひるんさんと対談したり。そういうふうに露出を増やしたりアピールする事って大事なんだろうなと最近感じています。これも自分の中では工夫のひとつではあります。
おひ:そうですね。私がクロールさんを知ったのも、ブログの記事をツイッターで誰かがRTしていてそこからです。それを読んで興味を持ち、配信に遊びに行きました。アピールしないと気付いてもらえないことって有るから…良いと思います。
クロ:パートナーになりたい人はとりあえずそれを声に出してみる、何かアクションしてみるっていうのを考えてみても良いのかもしれませんね。
パートナーは配信だけで生計を立てられる?収入を得るのは悪いこと?
クロ:おひるんさんが「パートナーになって良かったな」と思ったことや、パートナーの魅力ってなんだと思いますか?
おひ:自分に自信を持てたことかなぁ。私はTwitchで配信を始めた頃、仕事を辞めて他に何もしていなかったんですね。仕事をしていない自分がダメだなぁと思っていて、配信は仕事じゃないけど、パートナーになれば収入も得られるしTwitch側から認められたんだという嬉しさがありました。
クロ:パートナーとして配信をしている方は、それだけで生計を立てている方も多いのでしょうか?
おひ:日本では…いるのかなぁ、どうだろう。私の知り合いではいないです。プロのゲーマーさんの中にはそういう方もいるでしょうし、海外の友達はサブスクライバーが1200人以上いて、その方は仕事を辞めて配信一本でやっているという話を聞きました。
クロ:収入に関する質問も何名かから寄せられていたので気になっている方が多いみたいです。Twitchに限らず他の配信サイトでもそうでしょうが、それだけで食べている人は一握り…と考えて良いのでしょうね。
おひ:そんな感じがします。
クロ:その辺りは自営業と変わらないというか…個人の努力次第ということでしょうか。でもTwitchアフィリエイターよりも収入を作りやすいですよね?
おひ:私の感覚ではそこはあまり感じられなくて、アフィリエイトの人達よりスタンプを増やせるというくらいしか…(笑) でもよく調べると、細かい部分でパートナーにしか出来ない事もありますね。
クロ:ほうほう!じゃあ収入だけに限って言えば、アフィリエイトでも人によってはガツガツ稼いでいくことも出来るということですね。Twitchって視聴者が配信者を支援する制度が整っているし、その文化が双方にしっかり浸透していますよね。でも日本では少しお金儲けを嫌う風潮もありますね。
おひ:あると思います…(笑)
クロ:Twitchの雰囲気に慣れている方は、日本人であっても「頑張ってね」とか挨拶がわりのCheerとか結構頻繁に送っているイメージがあります。でも多分チップの文化がある外国人のほうが頻度は高いですよね。
おひ:私のチャンネルでは、海外の人のほうがサブスクライバーやチアーしてくれる人が多いかなという感じはしますね。
クロ:私の場合、Twitchのそういう雰囲気を見て「ああ受け取っても良いんだな」と精神的なハードルをすんなり越えられたのでアフィリエイトの条件を満たしたらすぐに登録も行いました。
おひ:日本人は受け取るほうもそういう気持ちの面でのハードルはあるでしょうし、私もそうでした(笑) パートナーになりたいと思って周りにそのことを打ち明けることですら、勇気のいることでした。
クロ:なるほど、実際の反応はどうでしたか?収入を得たりパートナーになることについて咎めるような人はいましたか?
おひ:みんな「いいんじゃない?」という感じでした。
クロ:あんまり気にしなくて良いんだろうなって思います。支援する気は無いけど配信は好きで見ているという人もいれば、好きな配信者はどんどん支援したいという人もいる。ただそれだけですね。
独自のサブスクライバー特典
クロ:今ちょっと独自のサブスクライバー特典を増やそうかなと考えています。自分がサブスクライブする時って何か見返りを求めているわけではなくて、純粋にその配信者さんを応援したいなというだけなんですが…普段応援してくれる方に対して、何か還元していきたいという気持ちもあります。
おひ:うんうん、良いと思います。
クロ:でも海外の視聴者さんも多いので、物を送ったりするとなると難しいのかなと。ひとつ考えたのは、電子ペーパーというか手書きのお便りみたいなのをPDF化か何かして送るのはどうかなって思ってます。
おひ:私は配信で張り子人形を作っているんですが、そのオーダーを受ける際にサブスクライバーは割引したり。あと10周年の時に記念バッジを作って、サブスクライバーさん全員に送ったりとか。
クロ:おお~凄い!それって海外にも送ったっていう事ですよね?住所を公開したり、管理するのは手間じゃなかったですか?
おひ:専用のフォームを作ってそこに入力してもらいました。自分の住所は、セカンド住所を作ってそれを使って個人情報が漏れないようにしました。
クロ:それは、レンタルオフィスとかそういうサービスですか?
おひ:そうです。セカンドアドレスを設置して、自分の所に荷物が来たら住んでいる場所に転送してもらうというサービスです。
クロ:良いですね!やっぱりプラスアルファの特典があると喜んでもらえますよね。凄く参考になりました。他の方の配信などで、面白いと思った特典はありましたか?
おひ:例えば…サブスクライバーがチャットで特定のコマンドを打つと、配信中に特定のサウンドを鳴らせたりとか。バッジを送るというアイディアも、他の方が似たことをやっているのを見て試してみました。お絵かき配信者さんの所では、サブスクライバーの似顔絵を描いたりしていました。
クロ:なるほど…。やっぱりみんな色んなことを考えて工夫しているんですね。私も何か出来そうなことを探してみようと思います。
おひるんさんから、パートナーを目指す方へメッセージ
クロ:おひるんさんのほうから、何か話しておきたいエピソードなどはありますか?
おひ:パートナーになれなくて、もうダメだぁと落ち込んだ時期があるのは話した通りなんですが。その時にとある配信者さんの所に遊びに行ったら、私のことを知ってくれていたんです。「何か作っている方ですよね?クリエイティブ配信をしている人は少ないからお互い頑張りましょう」って。それが嬉しくて、クリエイティブでまた頑張ってみようと前に進めた…というのを今思い出しました。
クロ:ああ~、すごく良い話。意外な人が自分を知ってくれてたって嬉しいですよね。そういうのを考えると、やっぱり横の繋がり大事ですね……。こうして今おひるんさんと対談できているのもそうですし。最後に、Twitchパートナーを目指す人達に向けてメッセージがあればお願いします。
おひ:健康を大事にして欲しいなと思います(笑) 元気がないと配信も続けられなくなってしまうので。自分の体調管理をしっかりして、楽しく配信を続けて欲しいなと思っています。
クロ:耳が痛いです(笑) 配信が楽しくてつい自分の体調は二の次にしてしまって、ということがあるので… 今日は本当にありがとうございました!とても楽しい時間を過ごさせていただきました。
おひ:こちらこそ、ありがとうございます。
終えてみての感想
おひるんさんは凄く柔らかい雰囲気を持った方で、ご本人が「配信でリラックスして欲しい」と仰っていたように話していると心がほぐれていくような気持ちになりました。
今回のインタビューでは、普段聞くことは出来ないけど凄く気になっていた事について色々聞かせていただけました。お時間を割いていただき、本当に感謝しかありません。この記事がTwitchパートナーになりたい方にとって、何かヒントやきっかけになったなら嬉しいです。読んで下さった皆さんもありがとうございました!
おひるんさん所属ユニットProject o!n(プロジェクト オン)さん主催の企画に呼ばれました!
この対談を終えて前回の記事を投稿してから、おひるんさんが所属するユニット「Project o!n(プロジェクト オン)」さんから企画へのお誘いをいただきました。
お久しぶりです、twitch生活充実してますか?
— Project o!n(プロジェクト オン) (@Project_oin) 2019年2月21日
イベントのお知らせです
3/9-10(土日)Project o!n初主催
「twitch Japan Girls 24Hリレー」を開催します
自分の色をしっかり持っている個性的な配信者さん8人に集まっていただきました。
24時間のんびりお付き合いしてくださると嬉しいです#twitchjp pic.twitter.com/4sEYndbZTS
女性配信者8名による24時間配信リレー!!!すごい!アメージング!ワンダホー!!
パートナーさんや独自のカラーを持った女性配信者さんが集まる中、私も呼んでいただけた事を光栄に思います。
私の担当は3/10(日)朝5:00~8:00で、内容は【格ゲー歴4ヶ月のバルログ使いがシルバーランクに上がるチャレンジ!】をする予定です。お楽しみに~!
前回の記事では、沢山の反応をありがとうございました
インタビューをしている最中から「これは多くの方に役立つ良い情報が詰まっているぞ…!」と思っていたのですが、Twitterで投稿したら各方面から本当にたくさんの反応を頂けて嬉しい限りです。一部ご紹介させてください。
おひちゃんに聞きたいこといっぱい
— anomon👩🏻🎨 (@anomongehaha) 2019年2月7日
インタビューされてて
すごい楽しく読ませて頂きました👏🏻✨
私もがんばるぞぞぞ!
対談聴かせていただきました~。ニコニコのゲーム実況を応援させて頂いていた頃から、Twitchに場を移されているのに気づくまでの間のおひるねさんをあまり存じ上げなかったので、興味深かったです🐏
— こじ🐭🕖🐏 (@ko_ji007) 2019年2月7日
ご丁寧に返信ありがとうございます👏🏻
— anomon👩🏻🎨 (@anomongehaha) 2019年2月7日
私もパートナーを目指していて
パートナーさんに聞きたいこと
山ほどあって
すごいこーいうの聞きたくて
有難かったです!
悩んだりすることもあるけど
おひちゃんも同じ気持ちだったり
したのを知れて
安心したりしました✨👏🏻
後半も楽しみにしています🤩
私はもっぱら視聴者側ですが、おひるねさん個人のお話は勿論ながら、クロール様をはじめ、配信者様は皆さんこういう事を考えているのかなってお話を聞けて面白かったです。
— こじ🐭🕖🐏 (@ko_ji007) 2019年2月7日
クロールさんおはようございます!お仕事がんばってください😭💪
— さぁたん@saatan_pion (@ichigonosaatan) 2019年2月7日
おひるんへのインタビューブログとラジオ聴きました、また大好きなお二人のトークににやにやしちゃいましたw
素敵な企画をありがとうございます😊💕
クロールさんとおひるんさんの対談動画を見ていますが、 そうそう!という事やまさに聞きたかったという事柄、こういうときに他の人はどんな事を思ったりらやったりしているんだろうという内面的思考をお2人が話されていてとても聞き応えあります!
— エデンKEY (@EDEN_KEY_Lv) 2019年2月8日
https://t.co/swZLYLJYza
— kuromaru58 (@animusu_san) 2019年2月9日
クロールさんの記事、本当にためになります。記事内で触れられている「運」の話とか興味深い。
以前ダクソ3の配信をツイッチとyoutubeでやった時に、初めて何十人っていう人たちに見てもらえて、チャットして頂いて一緒にゲームをしたことがありました。
続く
あの時初めて、自分がやってることは方向性は間違ってないのだなと思いました。そもそも興味ない人に対してはチャットや視聴も続けないだろうし。
— kuromaru58 (@animusu_san) 2019年2月9日
でも、その時チャンネル登録してくれた方はゼロでした。その後も視聴者数は伸びてないのが現状で、最近はそれも含めた理由で配信のモチベがありません
あの時何か自分がもう少し人を引き付けられる要素を持っていれば・・と今も思います。機会はあったけど、それをものにできなかった。
— kuromaru58 (@animusu_san) 2019年2月9日
そういう意味での悔しさは今も感じています。
皆さんやっぱり色んなことを考え、感じながら配信をしていらっしゃるのだと改めて思いました。2時間分の動画を書き起こすのは少し大変でしたが、こうして誰かのヒントになったり今以上に良くするためのきっかけになったのなら幸いです。
おひるんさんと「まだまだ話し足りなかったね、もっと色んな事を語りたかった」と話したりしているので、また似たような場を設けるかもしれません。次の機会では他の配信者さんにもお話を聞いてみたいです。
前半・後半とお付き合い頂いた皆さま、本当にありがとうございました。配信やTwitterなどで感想を聞かせて下さると嬉しいです(*^▽^*)素敵な配信ライフを!